年末年始やお盆など家族が集まる時は、普段は離れて暮らす家族や親戚が顔を合わせる
貴重な機会です。
何気ない雑談の中で、親の体調や実家の様子に「少し変わったかも」と気づくことも少なくありません。
相続や実家の問題は、何かが起きてからでは冷静に話し合うことが難しくなります。
そこで今回は、家族が集まる時にこそ一度は共有しておきたい「親・実家」に
関するポイントを7つにまとめました。
目次
① 親の今後の暮らし方・希望
まず大切なのは、親がどんな老後を思い描いているのかを知ることです。
- できるだけ今の家に住み続けたいのか
- 将来的に施設入居も考えているのか
- 介護が必要になった場合の希望
結論を出す必要はありませんが、「親の考えを聞いたことがあるかどうか」で、
その後の対応は大きく変わります。
② 実家の管理状況と将来の負担
久しぶりに帰省すると、実家の老朽化や片づけの大変さに気づくことがあります。
- 修繕が必要な箇所はないか
- 空き部屋や使われていない物が増えていないか
- 将来、誰が管理するのか
実家の問題は、片づけや管理の負担がそのまま相続後のトラブルにつながることもあります。
③ 実家の名義は誰になっているか
意外と見落とされがちなのが、実家の名義です。
- 親名義になっているか
- すでに亡くなった親族(祖父母など)の名義が残っていないか
名義の確認は、将来の相続手続きをスムーズに進めるための重要なポイントです。
④ 相続人(子供等)それぞれの考え
相続や実家については、相続人で考え方が違っていて当然です。
- 実家を残したい人
- 手放したいと考えている人
- そもそも関心が薄い人
家族が集まる時は、全員が同じ場で認識を共有できる貴重な機会です。
「考えが違う」という事実を早めに知ること自体が、トラブル防止になります。
⑤ 相続について話し合えているか
相続は「まだ先の話」と思われがちですが、話題に出したことがあるかどうかが重要です。
- 遺言書の有無
- 財産の大まかな内容
- 誰が中心になって手続きを進めるのか
完璧な話し合いでなくても、「全く話したことがない」状態は避けたいところです。
⑥ 実家じまいという選択肢
将来、誰も実家に住まない可能性がある場合、「実家じまい」も現実的な選択肢になります。
- 住む人がいないので売却する
- リフォームして賃貸にだす
- 建て替えて子供が住む
どれが正解というわけではありませんが、選択肢を知っているだけでも判断はしやすくなります。
⑦ 困ったときの相談先
最後に確認しておきたいのが、「困ったときに誰に相談するか」です。
- 家族だけで抱え込まない
- 専門家に相談する選択肢を持つ
相続や実家は、不動産・法律・生活の問題が絡み合います。早い段階で専門家を知っておくことが、
結果的に家族全体の負担を減らします。

家族での話し合いは“結論を出す場”ではなく“共有する場”
ここで挙げた7つは、すべてを決めるためのものではありません。「話したことがある」
「考え始めた」という状態をつくることが目的です。
家族での話し合いは、親や実家について向き合うためのきっかけになります。
将来を安心して迎えるためにも、このタイミングを上手に活用してみてはいかがでしょうか。
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